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若い世代に生協を知ってもらいたい! 生協の宅配の商品をネット注文でお届けする「TRY CO・OP」とは?

こんにちは! 今回は「DX-CO・OPプロジェクトが一体何やっているのか」を具体的にご紹介しちゃうよ第2弾として「TRY CO・OP」のご紹介です。
今回はご担当者のなかにしさんとあおきさんにインタビューしました!

<今日お伝えしたいこと(サマリー)>
・「TRY CO・OP」は、商品を通して生協の宅配を検討いただく取り組み
・  20代、30代に生協を知ってもらうことが目標!
・今後は他の取り組みとの連携もしていきたい

ちょっとお試し「TRY CO・OP」とは?

「TRY CO・OP」は、まだ生協を利用していない方に向けて、商品を通して生協の宅配を検討していただく取り組みです。生協の宅配で扱っている商品を1回に限り特別価格で購入できます。

2021年10月からスタートした第1弾では、①朝食②昼食③夕食用をイメージした3種類をご用意。ネットから注文して宅急便で受け取ることができるので、忙しい方でも気軽にトライできます。

若い世代に生協をもっと知ってもらいたい!

TRY CO・OPは、「20〜30代の若い世代の方に生協を知ってもらいたい!」という想いから始まっています。やはり、生協はどうしても“ファミリー層や親、祖父母が利用するもの”というイメージがあり、若い世代の方には自分たちにはまだ関係ないと思われがちです。

そんなイメージを塗り替えて、「1人暮らし、2人暮らしでも生協って使えるんだよ」ということを知っていただくことを目指しています。

これまでにも、生協ではお試し利用を提供することはあったのですが、たいていは申し込み後に担当者が直接自宅を訪問するスタイルでした。

でもこのコロナ禍で、いきなり知らない人が「ピンポーン♪」とインターフォンを押してやって来るのはちょっと…と感じる方は少なくないはずです。「しつこく勧誘されるのでは?」と不安を抱く方もいらっしゃるかもしれません。そもそも、仕事を持つ若い世代の方は平日の昼間に在宅していないことが多いですよね。

そんな状況の中、若い世代の方がより気軽に生協の宅配の商品に触れる機会を提供できたらという願いからTRY CO・OPが生まれました。もともと実証実験として行っていたDX-CO・OPプロジェクトの「919コープ」の結果をもとに、「TRY CO・OP」としてリニューアル。現在は、対象地域を絞り展開しています。

20代、30代の方にアンケートを取ると、生協そのものの存在は知っていても、具体的な仕組みや生協の組織については知らないという方がとても多いです。

若い方たちにもっと生協を知ってもらいたい。今すぐに会員になってもらうことを目指すのではなく、まずはコープ商品を体験していただき、「こんな商品があるんだ!」と知るきっかけにしてほしい。それがTRY CO・OPのミッションです。

商品選定やパッケージも工夫しています

TRY CO・OPをスタートするにあたり、私たちは「若い世代に親しみを持ってもらうにはどうしたらいいんだろう?」ということを考えました。

商品セレクトでは、朝食と昼食は1人暮らしの方を想定したコープ商品3点のセット、夕食は夫婦2人暮らしを想定して、ちょっとリッチな夕飯として楽しめるものをチョイス。いずれも働いている方が簡単に食べられて、SNS映えもするアイテムを選んでいます。

お値段も、朝と昼が500円、夕食のセットが1000円ととってもお手軽なので、「ちょっと気になるな」と思ったらすぐに試していただくことができます。

商品のお届け箱も、TRY CO・OPの想定利用者層と同世代の20代のデザイナーさんに作ってもらい、とってもおしゃれで親しみやすいデザインになっています。

お届けする箱はこんな感じですが、でも実際に注文して配達された箱なんで汚れています(笑)。

さらに、YouTuberに商品の食べ方やサイズ感など、サイトの情報だけでは伝わりづらい部分を紹介してもらうPRも実施。これはとてもわかりやすかったようで、多くの方にYouTube経由でTRY CO・OPをご注文いただきました。

お申し込みいただいた方を対象にしたアンケートでは、「TRY CO・OPで初めて生協を知った」という方もいらっしゃいました。さらに、「TRY CO・OPで生協のイメージはどう変わりましたか?」という質問には、「良くなった」「もっと古臭いイメージがあったけれど、意外と時代に即していると思った」といったご意見もあり、嬉しい限りです。

その影には知られざる苦労も・・・

とはいえ、スタートまでにはいろいろな苦労がありました。特に大変だったのは、サービス開始直前での商品変更です。

TRY CO・OPは10月11日からスタートしたのですが、9月中旬になってから準備していたセット商品の一つがコロナの関係で安定流通ができないという理由で使えなくなってしまったんです。
すでに写真なども準備していたのですが、すべて差し替えに。商品を選び直してサイトも修正するなど、急ピッチで作業を進めてどうにか間に合わせることができました。

最終的には同じシリーズの商品を使うことで、セット全体のイメージを大きく変えることなく差し替えできたのですが、元々の商品も写真や動画をとてもきれいに撮っていたので、ちょっと残念だったなぁと思っています。(昼食セットのパエリアは、じつは当初はカレーだったんですよ!)

好評につき第2弾も準備中!

2021年10月に始まったTRY CO・OPの第1弾は1月末でいったん終了となりますが、第2弾が4月からスタート予定です。現在準備を進めていますので、楽しみにお待ちください!

ちなみに、対応エリアをもっと広げていきたいという話も挙がってはいるのですが、人出が足りない問題や、東北から商品を発送している都合上、西日本方面にお届けすると送料が少し高くなってしまうといった事情があり、どのくらい実現できるかはまだ未知数です。いずれはより広いエリアに向けて、TRY CO・OPをお届けできるようになればいいなと思っています。

商品ラインアップもブラッシュアップしていきたいですね。現在は昼食セットに人気が集中している状態なので、他のセットもより魅力的なものをご用意できたらと考えています。

ただし、商品選定については、少し前までは海外のものはコロナの影響で使えなかったりと制限があり、思いどおりにいかない部分が多いのも現実。全国の生協の仲間にもヒアリングするなどして、いろいろなアイデアを取り入れていくことを検討しています。

そして今後は、TRY CO・OPを利用していただいた方により多くの情報を届けたり、地域のそれぞれの生協とのタッチポイントを作ったりしていけたらと考えています。TRY CO・OPを単発の取り組みとして進めるのではなく、DX-CO・OPプロジェクトの他の取り組みと連携することで、より大きな相乗効果が期待できるかもしれません。

今後のTRY CO・OPの取り組みに、ぜひご期待ください!

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DX-CO・OPプロジェクトで取り組むプロダクトの紹介第2弾はいかがでしたでしょうか。なかにしさん、あおきさん、ありがとうございました。ご意見・ご感想などありましたらコメントをいただければうれしいです!

noteではその他のDX-CO・OPで取り組んでいるプロダクトやどんなふうにプロダクトを作って改善しているのかをプロジェクトメンバーに登場してもらい紹介していく予定です。お楽しみに~~~!


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